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【随想】こんな時こそ、お茶を。
今、世界は大変なことになっています。 テレビではコロナウイルスの話題がほとんどを占め、情報が溢れすぎて何が本当なのかわからない。 少し前は、外国でアジア人に対する暴言、暴力事件が起きていたのに、今はそのヨーロ…
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今も昔も日本人は花見好き。昔のお花見はどんな風だった?浮世絵でご紹介します。
世の中が大変な時期でも、桜は咲きますね。 今年は例年よりも早い開花だそうで、花を見ると心が和みます。 日本人の桜好き、花見好きは昔からですが、奈良時代は花見といえば、梅。そして花見は貴族がするものでした。奈良時代…
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寝殿造り〜書院造り、数寄屋造り。日本建築の移り変わりとその特徴とは?
日本の名城を訪れると、その多くは日本建築であり、広い畳張りの座敷があったり、豪華な襖絵や障壁画を見ることができます。古くからその地にある寺院なども、天井は高く鶯張りの廊下があり、由緒のある仏像を祀っているところが多く…
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全国大陶器市@大宮第二公園へ行ってきました。
先日、埼玉県さいたま市にある大宮第二公園で行われていた「全国大陶器市」へいってきました。 全国大陶器市は全国大陶器市振興組合が主催しているイベントで、日本各地をまわって年に20回ほど開催されているそうです。振興組…
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台湾茶旅:Wホテル「YEN BER(紫艷酒吧)」の台湾茶アフタヌーンティー
台湾は安くて美味しいものがたくさん! 茶藝館はたくさんあるし、おしゃれでリーズナブルなお店が多いです。コーヒーが飲みたければカフェもあるし、屋台もあるので「ちょい食べ」もできる。 ということで今まで台湾であまり食…
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幻のお茶「碁石茶」飲んでみました。
「碁石茶(ごいしちゃ)」というお茶を飲んだことがあるでしょうか? れっきとした日本のお茶ですが、いわゆる「日本茶」という言葉から想像するお茶とは全然ちがう変わったお茶です。 製造過程で、裁断し…
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「茶禅一味」から学ぶ、本当の茶人とは、茶禅の真髄とは。
「茶禅一味」 という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 茶道をやっている人間なら一度は耳にしたことがあろう言葉です。 茶味は禅味を兼ねる。(大林宗套)茶意は即ち禅意なり。(寂庵宗沢「禅茶録」)茶の湯は第一…
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台湾茶旅:茶器の街「鶯歌」へ
前回台湾を訪れたのは、2019年10月。4ヶ月ぶりにまた台北に行ってきました。 前回の旅→【随想】台湾で台湾茶を飲んで、思うこと。 今回は正真正銘のお茶旅。台湾在住で台湾茶を勉強している日本人の友人と、文字通…
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令和2年1月、大徳寺の月釜に行ってまいりました。
先日1月28日に、京都紫野にある大徳寺の月釜にお邪魔してきました。 当日は雨が心配されていたものの、1月とは思えない暖かさで、何とか傘をささずにすみました。 1月は聚光院の法要は表千家担当になります。わたしは出遅…
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何事にも「いい時期」がある。その「ときどき」を楽しむ−千宗屋著「もしも利休があなたを招いたら」
先日とても面白い本を読みました。 今をときめく武者小路千家15代家元後嗣、「若宗匠」千宗屋氏の著書、「もしも利休があなたを招いたら」。 2011年に出版された本です。 厚くなく、手軽に読める本なのに、ものすご…